今回はプレオープン中にご入庫頂きました、フェラーリ 612 スカリエッティの、手洗い洗車施工の様子をご紹介させていただきます。
この時期は昼間は暖かく花粉が飛び、夜は氷点下近くになるためボディに結露が出て、さらに道路に融雪剤が撒かれており、車には非常に過酷な環境となっております。
たとえ強固なコーティングを行われていても、花粉や融雪剤によりダメージを受けると、劣化して色褪せなどの原因となります。
コーティング効果を持続するためにも、是非定期的な洗車の必要性と効果を、お車を大切に思われているお客様にこそ、知って頂きたいと考えております。
施工前
黒と茶色の間のようなクラシックなお色が若干アンティークのようにくすんでいます。
また、明け方の小雨で雨粒の跡が残っています。
お仕事がお忙しく、なかなか洗車はできていない状況とのことでした。
通り雨によって、フロントガラスやピラー部分に水シミができていました。
また、フェラーリのエンブレムとボディの隙間にも汚れがたまっていました。
こちらは溜まりやすく、また緑青が出やすいのがフェラーリオーナーの悩みでもあります。
走る人の負の勲章(?笑)でもある虫がミラーにもたくさんついていました。
東京〜関西まであちこち走っていらっしゃるとのことで、虫がたくさんついていました。
朝の通り雨のあと、昼からピーカンだったため、あちこちに水シミができていました。
こちらはオーナー様がお悩みとのリクエストでした。
ボンネット裏部分の、フェルトが一部とけてしまい、エンジンの銀色金属部に焼き付いているのがわかりますか?
この汚れをとってほしいというリクエストにも、今回洗車でお答えさせていただきました!
馬のロゴ周辺にあるススのような汚れが、フェルトの焼付きによっておきたものです。
施工中
まずは下回りの洗浄を行います。
その後、バンパーの隙間やエンブレム周り、グリルの汚れなども洗浄を行います。
洗い終わると、洗い流し、拭き上げとなります。
施工後
施工前に比べ、天井の景色がよく見えるようになりました。(現在リフォーム中なので恥ずかしいですが^^;)
手洗い洗車だけでも鏡面となっており、ベースのコーティングが生きていることがわかります。
周囲の環境が写り込んでしまい恥ずかしいのですが、それぐらい鏡面の状態になっておりました!
洗車だけでもここまで綺麗にツヤを出すこともできます!
そして、お客様からリクエストのあった、エンジン内部のフェルト汚れ取りです。
中央、馬のロゴ上付近の黒い汚れがなくなっているのがわかりますでしょうか?
このようにリクエストに合わせた施工も可能となっております。
ぜひ愛車にまつわる個別の相談もお気軽にお申し付けくださいませ。